「ゲームの種類」って考えたこと、ありますか?②
前回は、二人の完全情報ゲームと多人数向けバラエティゲームについて扱いました。
今回は一人向けのゲームについて考えてみましょう。
一人向けゲーム:RPG
例としてまず考えられるのはRPGです。
最近こそ他人との協力や対戦といった要素が充実しているものも多いですが、
ストーリー進行という幹の部分は、本質的に一人でするものと考えられます。
RPGのゲーム性として、その世界を楽しむことがあります。
そもそもRPGとは、ロールプレイングゲーム (Roll Playing Game) の略で、
役目、役割を演じるゲームという意味です。
主人公になり切って、あたかも自分がその世界にいるような没入感、ワクワク感を楽しめるのです。
一人向けゲーム:作業系
特定の目的のために何らかの作業を行うものです。
例えば、ソリティアは特定の規則に従ってトランプカードを動かして、最終的に数字の小さい順にすべてのカードを置くことが目的のゲームです。
パソコンでやったことのある人も多いのではないでしょうか。
他にもアルカノイド、ゼビウスなどゲーセンに置かれるゲームも作業系です。
目的は最終面のクリアですが、さらに高度になるとスコアアタックの概念も出てきます。
つまり、クリア自体が容易になると、ハイスコアの更新に関心が向くようになる、ということです。
多くのソーシャルゲームも一人用です。
この手のゲームの特徴として、明確な目的が決められておらず、人によって自由に目的を持ってプレイできることが挙げられます。
特定の面までのクリアや、周りで一番のスコアを獲ること、キャラクターを限界まで強く育成することなど楽しみ方は多種多様です。
基本料金が無料であるため間口が広く、また極めたい人は課金するようなシステムが整備されています。
おわりに
いかがだったでしょうか?
次回はアクション系のゲームについて考えてみたいと思います。